テレビ東京系バラエティ番組「世界1億回!! 再生動画ベスト354ぜんぶ見る』(10月4日19:00～)の収録が23日に行われ、MCを務める長嶋一茂、バカリズム、川田裕美が取材に応じた。

同番組では、全世界で1億回以上再生された動画354をランキングで紹介する。世界の人たちが躍り狂うダンス動画「ナメトコシーター」や、かわいい赤ちゃん・動物の動画から、手の込んだ動画、なぜ1億回も再生されているのかわからない動画まで、専門家も交えながら詳しく解説していく。
陣内智則、春日俊彰(オードリー)、朝日奈央がプレゼンターを務め、ゲストに高畑充希を迎えた。

今回MCを務めた3人だが、バカリズムは「そんなにMCという感じでもなく、家で誰かの家に集まって動画見た感覚」と番組を振り返る。
長嶋が「バカリズムが、VTR中にボソッとつぶやくので、すっげーやりづらい。やめてほしい」と抗議すると、バカリズムは「OAにはのらないんだけど、隣の人には笑ってほしい」と意図を明かし、周囲を笑わせていた。川田は「面白い動画を自分から探さなくても番組でまとめてくれているので、手っ取り早く面白いものが見られる」と番組の魅力を表した。

また、自身が動画を上げるなら? という質問に、長嶋は「僕はこれはもう、ビジネスに発展すると思ってる。これで金儲けして、ハワイに行く回数を増やしたい」と意欲十分。
「動物、赤ちゃんもの、絶叫もの、あとはマジシャンの友達がラスベガスにいるから、4つ作れます。アクセスを稼げそうなものを配信して、新たな金儲けになる」と野心を見せた。

一方バカリズムは「芸人だとかは一切関係なく、本当にちゃんと勉強して、お菓子作りとか、料理作りとか、普通に真似すると思います」と謙虚。
しかし「自分でVTR作って笑わせることのプロではないし、勝てないと思うので、もっと置きに行く。ためになるとか、動物を撮るとか、本当に再生回数をとるためにやる」と説明した。川田は「日常の感じ、買い物をただただしてる動画とか、意外と見ちゃう。私が何を買ってるとか気にしてもらえるなら、スーパーの買い物をだらだら流してみたらどうだろう」と、日常系動画への興味を見せた。

バカリズムはさらに「芸能人の方がYouTubeをやって失敗している例って、大抵が自分の知名度に頼りすぎる」と指摘。
「やっぱり、内容をしっかりしてる人の方が再生回数とってますね。『私はこれだけ人気があるんだからこれだけできるだろう』という人は、大抵失敗してますね。もう、地獄になってます」という話に、周囲も「そうなんだ」と驚く。バカリズムは改めて「本当にシンプルに、再生回数をとる方法を考えたほうがいいかもしれない」とアドバイスした。

そんなバカリズムだが、普段見ている動画は「世界各国路上の喧嘩とか、戦後の最強喧嘩師は誰だとか」と明かす。「ヤンキー漫画が好きで、憧れるんですよ。マイクタイソンの毛KOシーンベスト30を見てたりとか。だから、普段の自分のものづくりに関わってるとは思えない」と苦笑していた。

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